STORY

あれは嵐が去ろうとしていた夜の入り口のこと。
墓石のように天井がのしかかる地下室でのこと。
その怪物の少年は生まれた。
名前はアダム。
アダムの目の前に友人を自称するゴーストが現れ、言った。
『君の心は、砕けてばらばらになってる。一緒に集めに行こうよ』
ゴーストに連れられて、心のかけらを探しに夜の街へ。
街の人々と出会い、謎を追い、心のかけらを手に入れ--
やがて、彼の誕生の秘密が解き明かされる。

CHARACTERS

アダム

錬金術と科学によって作られた人造人間の少年。失ってしまった心のかけらを探して、夜の街を彷徨う。

ミゲル

アダムを作ったと言う気難しい青年。アダムの住む屋敷の主人でもある。

博士

錬金術と科学に造詣の深い謎の骨格標本。穏やかな性格で、他人の世話を焼いたり料理をするのも好きらしい。

ペイジ

ミゲルのいとこである、利発で美しい少女。屋敷に居候している。

ゴースト

突然現れて強引にアダムの友達になったゴースト。道案内をしてくれる頼れる存在。

ディディエ

盲目の絵描き。人を喰ったようなことばかり言うが、誰にでも分け隔てなく接する。

メラニー

真夜中も開店しているスイートショップの女主人。明るく素直な性格。

アレクシア

修道院跡に現れる不思議な雰囲気の女性。現在は精神病院で暮らしているようだ。

スコット

いつも酔っ払っている巡査。相棒の犬を連れている。

ハーヴィー

慇懃無礼な葬儀屋。死と魂を愛しているために、生き物の死の瞬間を美しいと感じている。

ジル

偶然出会った少年。廃墟の温室で友達が失くした万年筆を探していた。
※コンプリートエディションのみに登場するキャラクターです。